小さな嘘
2003年9月29日私はある男友達に、小さな嘘をついてしまった。
その人は、すごくいい人。
普通の人とはまったく違う人生を歩んできた。
小さな頃に、まだ幼い頃に、父親の酒乱、暴力にたえられなくなり、本州から母親と、姉と北海道に逃げるようにして引っ越してきた。
それから、母親が身を粉にして働いて、学校にもいかせてくれたし、その人が事故で入院したときも、一生懸命いろんな仕事を掛け持ちして働いた。
毎日、病院にも顔をだしていた。毎日欠かさず。
ある日突然、母親が顔をださなくなった。
それから一週間くらいした日のこと。親戚のおばさんが病室にきて、
「あんたの母さんいなくなったよ」
と告げられた。
それから運命の歯車はどんどん狂っていった。
彼はいろんな事をした。
悪い事もしたし、非行にも走った。
母親は探しても探してもみつからなかった。
やっとみつかったとき、母はこういった。
「飲み屋に母の名前を使ってツケをされていた。その料金を支払わなければいけなくて、迷惑をかけたくなくて、転々と仕事を探していたの」
それを最後に母はいなくなった。
親戚の家にあずけられていたが、親戚と顔をあわすたびに、グチを言われ、陰口を言われ・・。
耐えられなくなり、一人暮しをするようになったのだという。
最初は全然嘘をついたことをとがめなかった。
自分を責めなかった。
でも
彼と話していくうちに、本当にこの人は大切にしてあげなければいけないと思った。
強がってはいるけど弱い人。
強く見えるけれど、寂しがりや。
こんな人に、小さな嘘でもついてはいけないと思った。
今、ちゃんと彼に本当のことを言えば、少しは傷が浅くてすむかもしれない。
許してもらえなかったとしても、私の心はきっとハッキリスッキリするはず。
だから言うよ。
嘘に気付いたとき君は
どんなことを言うのだろう?
そして、あたしをどんなふうに責めるのだろう。
どんな風に責められてもかまわない。
あたしはあなたを本当に大切な友達だと思ってる。
信用をコレ以上失いたくない。
昔のあたしみたいになりたくないから・・・。
本当に大切なことに気付けたから・・。
明日にでも、あなたに打ち明けよう。
その人は、すごくいい人。
普通の人とはまったく違う人生を歩んできた。
小さな頃に、まだ幼い頃に、父親の酒乱、暴力にたえられなくなり、本州から母親と、姉と北海道に逃げるようにして引っ越してきた。
それから、母親が身を粉にして働いて、学校にもいかせてくれたし、その人が事故で入院したときも、一生懸命いろんな仕事を掛け持ちして働いた。
毎日、病院にも顔をだしていた。毎日欠かさず。
ある日突然、母親が顔をださなくなった。
それから一週間くらいした日のこと。親戚のおばさんが病室にきて、
「あんたの母さんいなくなったよ」
と告げられた。
それから運命の歯車はどんどん狂っていった。
彼はいろんな事をした。
悪い事もしたし、非行にも走った。
母親は探しても探してもみつからなかった。
やっとみつかったとき、母はこういった。
「飲み屋に母の名前を使ってツケをされていた。その料金を支払わなければいけなくて、迷惑をかけたくなくて、転々と仕事を探していたの」
それを最後に母はいなくなった。
親戚の家にあずけられていたが、親戚と顔をあわすたびに、グチを言われ、陰口を言われ・・。
耐えられなくなり、一人暮しをするようになったのだという。
最初は全然嘘をついたことをとがめなかった。
自分を責めなかった。
でも
彼と話していくうちに、本当にこの人は大切にしてあげなければいけないと思った。
強がってはいるけど弱い人。
強く見えるけれど、寂しがりや。
こんな人に、小さな嘘でもついてはいけないと思った。
今、ちゃんと彼に本当のことを言えば、少しは傷が浅くてすむかもしれない。
許してもらえなかったとしても、私の心はきっとハッキリスッキリするはず。
だから言うよ。
嘘に気付いたとき君は
どんなことを言うのだろう?
そして、あたしをどんなふうに責めるのだろう。
どんな風に責められてもかまわない。
あたしはあなたを本当に大切な友達だと思ってる。
信用をコレ以上失いたくない。
昔のあたしみたいになりたくないから・・・。
本当に大切なことに気付けたから・・。
明日にでも、あなたに打ち明けよう。
コメント