リアル

2003年8月25日
今日は学校遅刻していった。
朝ダルくて、別に理由なんてなかったけど。
1時間目くらいいいぢゃん(笑

リアルに押し寄せてくる現実が目の前に立ちはだかる。
何度も何度も耳を塞いでうずくまってた。
聞きたくない声や、歌がそれでも入りこんできた。
涙が流れて止まらなかった。
現実はそんなものか・・。

いいことねぇなぁ・・・。

寒気さえ感じる一人ぼっちの夜が、
あの頃繋いでた手の温もりを思い出して
キスの感触を蘇らせて
ひとりでに暗い自分が現れてた。
必死で笑顔で通しても引きつるだけで、思い通りになんて事は進まなかった。
過去(まえ)ならこんな夜には
あの人が電話をくれて、励ましてくれた。
今では手の届かないところに行ってしまったけど
いっときも忘れられてなんてなかった。
新しい何かに夢中になっていても
ふと思い出されるのはあの人のこと。
「どこか遠くへ・・」
予感は的中して、離れていった
繋いでいた手の温もり、ふいのキスの喜び。
今は誰にその愛を注いでいるの?
今は誰にその笑顔を見せているの?
今は誰にその優しさを与えているの?
つぶやいてみたって何も変わらない。
つきつけられてるのは、あの人がいないという現実。
寂しさに押しつぶされそうで・・・。

現実逃避。
しようとしても、現実感の溢れる思い出がそれを拒む。
お前は過去に戻る事は許されないと
言われているみたいだった。実際そうだと思う。
あたしは過去に縛られてはいけない。
前を向いて歩いていかねばならない。
たとえそれがどんなに厳しくとも、
切なさや寂しさ。不安を伴うとしても
一人きりで歩き出さなければいけないんだね。
手を差し伸べてくれるあなたはもういない。

リアルに目の前に浮かぶ蜃気楼。
あの冬の日の情景。手を繋いで歩いている二人の姿。
あの日のままで時間よ 止まれ
これ以上あの時の2人を見つめるのは辛いから。
いっそあの日の幸せのまま
時間よ 止まれ・・・
離れる事も、寂しさに泣く事もないだろうから
過去も未来も全て捨ててもかまわない。
あの日のままのあなたでいてくれるなら
あの日のあなたがあたしを
強く抱きしめて、キスの温もりをくれるなら
涙を指でぬぐって、髪を撫でてくれるなら
その力強い腕で不安を消し去ってくれるなら
リアルな現実に耐えてみせるから・・・

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